最終更新日:2024年4月19日

1年次入学生:- 3年次編入学生:- 短期大学部:2年
短期大学部 保育科

N203

保育・教育課程論

保育所、幼稚園の計画、実践、評価の基本について学ぶ

単位条件

通信 2単位

教員

岡田 耕一

履修条件

「保育原理I」を履修済みであることが理想的である。同時進行で学習するのは差支えない。

到達目標

(1)目的 保育所、幼稚園の保育の計画、実践、評価の基本を学び、実習に活かす。
(2)授業構成と到達目標 上記の目的を達成するために、以下の3つの到達目標がある。
 ①保育所や幼稚園の保育の計画の作成方法について説明できる。
 ②保育の計画の作成と展開(1日実習指導案、部分実習指導案)について説明できる。
 ③保育所や幼稚園における保育の過程(計画→実践→評価→改善)について説明できる。

学習成果

(1)実習でいただく様々な指導案を理解し、実習に役立てることができる。
(2)学習した内容を、1日実習指導案や部分実習指導案の作成に活かすことができる。
(3)保育の過程について学習した内容を基に、PDCAを踏まえた効果的な実習を行うことができる。

テキスト教材

加藤敏子、岡田耕一編著『保育の計画と評価を学ぶ』(萌文書林)2019

参考図書

厚生労働省『保育所保育指針』(フレーベル館)2017
文部科学省『幼稚園教育要領』(フレーベル館)2017

評価の要点

(1)全体的な計画と保育所保育指針との関係について説明できるか。
(2)全体的な計画と指導計画との関係について説明できるか。
(3)発達と保育について説明することができるか。
(4)1日実習指導案や部分実習指導案を作成できるか。

評価方法と採点基準

上記の評価の要点をレポートとテストで評価する。

履修上の注意事項や学習上のアドバイス

レポート執筆にあたっては、テキストを基に、参考書である「保育所保育指針 解説」「幼稚園教育要領 解説」も読み、必要に応じて他の文献も参考にすること。

レポート課題

提出数 2

第1課題

次の課題から1題を選択すること

横書きパソコン印字可Web提出可
[2400]

第1設題

全体的な計画と指導計画との関係について書きなさい。

第2設題

保育の計画と評価について書きなさい。

第3設題

全体的な計画と保育所保育指針との関係について書きなさい。

第4設題

保育者を目指す学生が全体的な計画や指導計画を学習することの意義について書きなさい。

第2課題

次の課題から1題を選択すること

横書きパソコン印字可Web提出可
[2400]

第1設題

乳幼児の発達と保育の在り方について書きなさい。

第2設題

保育における記録の重要性について書きなさい。

第3設題

異年齢混合保育(縦割り保育)の指導案作成について書きなさい。

第4設題

あなた自身のこれまでの実習体験を踏まえて、指導計画の重要性について書きなさい。

備考・補足

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授業回数別教育内容 身につく資質・能力 学習範囲
(予習・復習を含む)
保育所・幼稚園とその保育について理解する(第1章) 施設理解 120分
保育所、幼稚園以外の施設について理解する(第1章) 施設理解 120分
保育所(保育所保育指針)、幼稚園(幼稚園教育要領)の歴史について理解する(第2章) 保育能力 120分
全体的な計画について理解する1(第3章)
週案〜日案について学習する2(第3章)
計画能力
評価能力
120分
PDCAによる保育の過程について学習する 計画能力
保育能力
120分
各年齢の子どもの発達と保育について学習する1(第4章) 保育能力
発達理解
120分
各年齢の子どもの発達と保育について学習する2(第4章) 保育能力
発達理解
120分
全体的な計画について理解する2(第5章) 計画能力
保育能力
120分
年間計画〜週日案について学習する2(第5章) 計画能力
保育能力
120分
実際の保育所の全体的な計画について学習する(第6章) 保育能力
計画能力
120分
実際の保育所の指導計画について学習する(第6章) 計画能力
保育能力
120分
保育の記録と評価について学習する(第7章) 評価能力
保育能力
120分
3歳児の部分実習指導案、一日実習指導案の作成について学習する(第8章) 計画能力
保育能力
120分
1歳児の部分実習指導案、一日実習指導案の作成について学習する(第8章) 計画能力
保育能力
120分
異年齢混合保育の指導案の作成について学習する(第8章) 計画能力
保育能力
120分
試験
2回のレポートで合格した方がテストを受ける。テストは論述問題や選択式問題など、多様な問題が含まれている。特に論述問題のテーマはレポートテーマと関連した内容もあるので、どのレポートテーマについても答えられるように努めること。