最終更新日:2024年3月12日

1年次入学生:4年 3年次編入学生:4年 短期大学部:-
心理・福祉学部 社会福祉学科

D077

NPO論Ⅱ

社会の中のNPOを学ぶ

単位条件

通信 2単位

教員

羽生 和夫

履修条件

なし

到達目標

NPOは、企業とは異なる、様々な組織体や人々と係りながら成立している。そのような利害関係者(ステークホルダー)とどのような関係を結び、社会の中でどのような存在であるのかを学んでいく。

学習成果

NPOは、ボランティア、企業、助成財団、および行政などの支援から成立している。このような組織や人々が、NPOに対してどのように係っているかを学んでいこう。

テキスト教材

『NPO論I・II』(聖徳大学通信教育部)

参考図書

山岡義典編『NPO基礎講座[新版]』(ぎょうせい)2006
山内直人『NPO入門』日本経済新聞、1999
脇坂誠也『社会起業家のためのNPO・新公益法人Q&A』三和書籍

評価の要点

近年、新聞やニュースなどでNPOという用語を目にしたときに、他のどのような組織や人と係わり、NPOの組織目標達成へとむかっているかを理解できるようにする。

評価方法と採点基準

レポート合格後の科目終了試験で評価する。
レポート・科目終了試験は、論述で行い、的確に課題に応えているか、正しい文章(序論・本論・結論)で構成されているかを評価する。

履修上の注意事項や学習上のアドバイス

・レポートは、学習指導書を基本にして作成すること。学習指導書だけでも作成可能である。特に、課題の中に第何回講義かが記載されているので、その回から課題の解答をまとめて、さらに身近な事例などを記述するとより良くなる。

レポート課題

提出数 2

第1課題

横書きパソコン印字可
[1600]

第1設題

学習指導書の第3回講義から出題する。有償ボランティアと無償ボランティアとは、どのように違うのかを論じなさい。

第2課題

横書きパソコン印字可
[1600]

第1設題

学習指導書の第6回講義から出題する。日本における企業の社会的責任の隆起を時代の流れに沿って、5段階で論じなさい。

備考・補足

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授業回数別教育内容 身につく資質・能力 学習範囲
(予習・復習を含む)
ボランティア ボランティアの理解 pp.44-45
ボランティアの公共性 ボランティア活動の理解 pp.46-47
ボランティアからNPOへ 有償・無償 ボ ラ ンティアの理解 pp.48-51
ボランティアの壁を越える ボランティアの課題 pp.52-53
企業の社会貢献の始まり 企業の社会貢献の理解 pp.53-56
企業の社会貢献の系譜 社会貢献の理論と歴史の理解 pp.57-61
企業の社会貢献の現状 社会貢献の実際の理解 pp.62-64
企業の社会貢献の展望 社会貢献のまとめ pp.65-66
助成財団 助成財団の理解 pp.67-69
助成財団の役割 中間組織としての助成財団の理解 pp.70-72
NPOと助成財団 NPOと助成財団の関係の理解 pp.73-74
NPOと助成NPOの評価と助成財団 NPOの評価を助成財団がしていることを理解する pp.75-76
NPOセクターへの支援 財団が価値を生み出す方法を理解しよう pp.77-78
NPOと社会創造 NPOが社会の中で創造していくことの理解 pp.79-81
NPOと行政 行政との関係を理解する pp.82-83
試験
科目終了試験では、レポートを中心に暗記学習をしてください。さらに、学習指導書も一通り目を通しておくとよいでしょう。