総合的な学習の時間の指導法

履修条件

なし

到達目標

１．該当科目の目標及び内容
（１） 公立学校における学校マネジメントの考え方をとらえ、総合的な学習の時間と学校経営の関連を理解できるようにする。
（２） 総合的な学習の時間の導入の経緯、意義や教育課程における役割、他学科との関連等を図りながら、主体的・対話的深い学びの実現を図る探求的な学習の進め方等について、具体的な事例を通して理解できるようにする。
（３） 各自で想定した学校の全体計画及び単元計画の具体的な計画の作成を通して、その実現のために必要な基礎的な能力を身につけるようにする。
（４） これからの総合的な学習の時間に期待する資質・能力を理解し、未来を生き抜く子供たちにどのような資質・能力が必要か理解できるようにする。

学習成果

（１） 総合的な学習の時間が導入された経緯、意義や役割、他教科との関連等を明確に述べることができると共に学習の進め方等について理解することができる。
（２） 各自で想定した学校の全体計画及び単元計画の具体的な計画を作成することで、総合的な学習の時間の重要性を認識することができる。
（３） 総合的な学習の時間の全体計画及び単元計画の作成を通して、各学校において総合的な学習の時間の計画がどのようにつくられているのか認識し、想定することができる。
（４） 公立学校における学校マネジメントの考え方を理解することで、自己の考えや生き方をイノベーションすることができる。

テキスト教材

文部科学省『小学校学習指導要領解説　総合的な学習の時間編』（平成29年告示）
文部科学省『中学校学習指導要領解説　総合的な学習の時間編』（平成29年告示）

参考図書

授業中に紹介、または資料配付する。

評価の要点

◎スクーリングでの状況及びレポートの内容の両方で、総合的に評価する。
（１）スクーリングは、①授業への参加状況等②授業中に作成する全体計画・単元計画の２つの視点で評価する。
（２）スクーリング終了後、レポート１課題の３設題の内、いずれか１設題を論述し、その内容で評価する。
スクーリング受講にあたっては、テキスト教材を精読し、目標等をしっかりと理解して臨むこと。

評価方法と採点基準

（１）スクーリングの受講にあたっては、小学校の学習指導要領を精読すると授業内容が分かりやすくなる。
（２）スクーリングの後半は、自分で学校を想定して、総合的な学習の時間の全体計画と単元計画を作成する演習を取り入れる。

備考・補足

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