最終更新日:2024年3月28日
U005
英語のライティングⅡ
アカデミック・ライティングの基礎を身につけよう単位条件
通信 2単位教員
履修条件
なし
到達目標
(1)英語のパラグラフ構造と日本語の段落の違いを理解して、まとまりのある英文が書ける。
(2)Cause and Effect Paragraph, Persuasive Paragraph, Problem-Solution Paragraphを書くことができる。
学習成果
(1) 言語面、文章構成面、内容面、プロセス面、読み手を意識したライティングなど、語彙や文法に留まらず、様々な点に注意をしながら、まとまりのある英文が書けるようになる。
(2)英語のパラグラフの特徴を理解して、英語ライティングのルールに基づいて、まとまりのある英語ライティングを身につけることができる。
テキスト教材
Matthew A. Taylor& David E. Kluge『Basic Steps to Academic Writing』(Cengage Learning)2012
参考図書
鈴木健士『ここで差がつく! 英文ライティングの技術---英語は「I」ではじめるな』(テイエス企画)2018
評価の要点
レポート課題に合格後、科目試験を受験して、その評点に基づき評価します。
90点以上は特に優秀な成績としてS、80点から89点は優れた成績としてA、70点から79点は要求を満たす成績としてB、60点から69点は合格と認められる最低の成績としてC、60点以下は不合格として評価します。
評価方法と採点基準
語彙・文法・内容・構成の4点を評価対象にします。
アカデミック・ライティングの基礎として、まとまりのある英文を書けることを目標とします。そのため一文一文の正確さだけではなく、パラグラフ全体の構成にも注意してください。
履修上の注意事項や学習上のアドバイス
(1) Writing is rewriting.という言葉があり、より良いライティングにするためには、何度も推敲することが求められます。自身の伝えたいことが、簡潔に首尾一貫しており、文と文のつながりは適切か、全体の流れや論理は適切か見直しをしてください。
(2)作文課題は原則としてパソコンを使い、清書して提出するものとします。
フォーマット・ファイルを使用していない、あるいは設定されたTimes New Roman 12PTを使用せず、アカデミック・ライティングに相応しくないと判断した場合は、再提出とすることもあります。フォントや行間は変更しないでください。
(3)優秀な課題提出であっても、インターネット等からの剽窃が判明したものは、不可として評価します。
(4)第1課題に合格後、第2課題に取り組まれることを推奨します。
レポート課題
提出数 2第1課題
[Ⅰ][Ⅱ]両方の問いに答えなさい。
第1設題
[Ⅰ]教科書103ページにあるPossible Topicsから1つ選び、Cause and Effect Paragraphを書いてください。基本構成は106ページを参照してください。また107ページ、108ページに掲載されている表現を必要に応じて使ってください。フォーマット・ファイルを使用して、180語から200語程度で書いてください。最後にパラグラフ内の語数を明記してA4サイズ1枚にプリントアウトして提出してください。
URL:http://www.seitoku.jp/tk/tk_info/English/English%20Writing
[Ⅱ]教科書115ページにあるPossible Topicsから1つ選び、Persuasive Paragraphを書いてください。基本構成は117ページを参照してください。また118ページに掲載されている表現を必要に応じて使ってください。フォーマット・ファイルを使用して、180語から200語程度で書いてください。最後にパラグラフ内の語数を明記してA4サイズ1枚にプリントアウトして提出してください。
URL:http://www.seitoku.jp/tk/tk_info/English/English%20Writing
第2課題
第1設題
教科書125ページにあるPossible Topicsから1つ選び、Problem-Solution Paragraphを書いてください。基本構成は129ページを参照してください。また130ページに掲載されている表現を必要に応じて使ってください。フォーマット・ファイルを使用して、180語から200語程度で書いてください。最後にパラグラフ内の語数を明記してA4サイズ1枚にプリントアウトして提出してください。
URL:http://www.seitoku.jp/tk/tk_info/English/English%20Writing
備考・補足
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授業回数別教育内容 | 身につく資質・能力 | 学習範囲 (予習・復習を含む) |
|
アカデミック・ライティング入門 オリエンテーション(教科書、課題、成績評価基準など) |
英語ライティング力思考力・判断力・表現力 | 予習(15分):シラバスの確認 | |
Unit 10 Cause and Effect Paragraph(1) 英語パラグラフの構成 |
英語ライティング力思考力・判断力・表現力 | 予習(30分):ライティング課題 | |
Unit 10 Cause and Effect Paragraph(2) アウトラインの作成 |
英語ライティング力思考力・判断力・表現力 | 予習(30分):ライティング課題 | |
Unit 10 Cause and Effect Paragraph(3) 英語パラグラフの作成・編集 |
英語ライティング力思考力・判断力・表現力 | 予習(30分):ライティング課題 | |
Unit 10 Cause and Effect Paragraph(4) 英語パラグラフの作成・評価 |
英語ライティング力思考力・判断力・表現力 | 予習(30分):ライティング課題 | |
Unit 11 Persuasive Paragraph(1) 英語パラグラフの構成 |
英語ライティング力思考力・判断力・表現力 | 予習(30分):ライティング課題 | |
Unit 11 Persuasive Paragraph(2) アウトラインの作成 |
英語ライティング力思考力・判断力・表現力 | 予習(30分):ライティング課題 | |
Unit 11 Persuasive Paragraph(3) 英語パラグラフの作成・編集 |
英語ライティング力思考力・判断力・表現力 | 予習(30分):ライティング課題 | |
Unit 11 Persuasive Paragraph(4) 英語パラグラフの作成・評価 |
英語ライティング力思考力・判断力・表現力 | 予習(30分):ライティング課題 | |
Unit 12 Problem-Solution Paragraph(1) 英語パラグラフの構成 |
英語ライティング力思考力・判断力・表現力 | 予習(30分):ライティング課題 | |
Unit 12 Problem-Solution Paragraph(2) アウトラインの作成 |
英語ライティング力思考力・判断力・表現力 | 予習(30分):ライティング課題 | |
Unit 12 Problem-Solution Paragraph(3) 英語パラグラフの作成・編集 |
英語ライティング力思考力・判断力・表現力 | 予習(30分):ライティング課題 | |
Unit 12 Problem-Solution Paragraph(4) 英語パラグラフの編集 |
英語ライティング力思考力・判断力・表現力 | 予習(30分):ライティング課題 | |
Unit 12 Problem-Solution Paragraph(5) 英語パラグラフの作成・評価 |
英語ライティング力思考力・判断力・表現力 | 予習(30分):ライティング課題 | |
まとめ ポートフォリオ作成 |
英語ライティング力思考力・判断力・表現力 | 予習(60分):ライティング課題の見直し | |
試験 試験はレポート課題で行ったCause and Effect Paragraph, Persuasive Paragraph, Problem-Solution Paragraph からそれぞれ1題つずつ出題する。 |