最終更新日:2024年4月8日

1年次入学生:2年 3年次編入学生:3年 短期大学部:-
心理・福祉学部 社会福祉学科

D125

介護技術

介護に必要な知識、技術、態度を学ぶ

単位条件

面接 1単位

教員

佐藤 可奈

履修条件

特になし

到達目標

目的
高齢者及び障害者(児)に適切な介護が実践できるよう基本的な介護技術を習得する。
到達目標
1.介護者として、健康管理の知識が習得できる。
2.さまざまな障害をもつ対象者の歩行介助の技術が習得できる。
3.移動・移乗介助、着脱介助の知識を習得できる。
4.利用者の自立度に合わせた移動・移乗介助、着脱介助の技術が習得できる。

学習成果

1.介護者としての心構えの重要性を説明できる。
2.さまざまな障害をもつ対象者の歩行介助を実践することができる。
3.移動・移乗介助や着脱介助について手順や留意点を説明できる。
4.対象者の自立度に合わせた移動・移乗介助や着脱介助を実践することができる。

テキスト教材

スクーリング時のテキストについては別途お知らせします。

参考図書

黒澤貞夫・石橋真二他『介護職員初任者研修テキスト』(中央法規出版)
社会福祉学習双書編『社会福祉学習双書 15巻 介護概論』(全国社会福祉協議会)

評価の要点

授業終了後に、振り返りを兼ねたレポート課題を出す。
スクーリングの授業で習ったことを振り返り、正しい知識が習得できているかを評価する。

評価方法と採点基準

スクーリングにて評価する。
スクーリングは、課題レポート100%で評価する。

履修上の注意事項や学習上のアドバイス

演習は、積極的に参加すること。
介護実習室での演習が中心のため、実習しやすい服装に着替えること(スカート、ジーパン、短パンは不可)。
上履きを用意すること(スリッパ不可)。
爪は短く切り、長い髪はまとめること。
教科内容では、長袖のパジャマを必要とする(事前に指示する)。

備考・補足

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授業回数別教育内容 身につく資質・能力 学習範囲
(予習・復習を含む)
ガイダンス
授業の進め方について説明をします。
科目の理解
介護技術の原則①
介護に必要な視点、介護者としての心構えなどについて学びます。
介護に関する知識
介護技術の原則②
感染症の知識を学び、感染予防策について考えていきます。
感染予防の知識
社会生活維持拡大①-1 さまざまな障害を持つ方への歩行介助
歩行を補助する杖の種類と特徴を学びます。
歩行介助補助用具についての知識
社会生活維持拡大①-2 さまざまな障害を持つ方への歩行介助
視覚障害者への援助方法を演習を通して学びます。
歩行介助の技術
生活環境の整備①
居室周りを中心に、要介護者にとって快適な居住空間について学びます。
住環境の知識
生活環境の整備②
要介護者にとって快適な寝具の整え方について演習を通して学びます。
ベッドメイキングの技術
社会生活維持拡大②-1 移動・移乗介助
ベッド上での体位変換の介助方法を演習を通して学びます。
体位変換の技術
社会生活維持拡大②-2 移動・移乗介助
ベッドから車いすへ移乗する介助方法を演習を通して学びます。
移乗介助の技術
社会生活維持拡大②-3 移動・移乗介助
ベッドから車いすへ福祉用具を用いた介助方法を演習を通して学びます。
福祉用具の活用方法の知識
社会生活維持拡大③ 車いす操作
車いすの構造と名称、また操作方法を演習を通して学びます。
車いすの知識
衣服の着脱の介護①
衣服を着用する目的と衣服を選択する際の条件を学びます。
衣服の知識
衣服の着脱の介助②-1 端座位での介助
端座位になった状態での着脱の介助方法を演習を通して学びます。
着脱介助の技術
衣服の着脱の介助②-2 仰臥位での介助
ベッド上で横になっている状態での着脱の介助方法を演習を通して学びます。
着脱介助の技術
まとめ
授業のまとめを行います。
資料などを読み返しておく 今までの授業資料を読み直しておく
試験
レポート課題(スクーリング内で発表します)