最終更新日:2024年2月27日
1年次入学生:2年
3年次編入学生:3年
短期大学部:-
文学部 文学科
U165
日本書道史概説
古墳時代から平安時代までの流れを学ぶ単位条件
通信 2単位教員
岩井 秀樹
履修条件
なし
到達目標
中国から文字が伝えられ、その文字が日本語表記に適した形に変化して仮名が生まれた。そこまでの流れを理解できるようになる。
学習成果
日本書道史を理解することは、日本の文化史及び中国・朝鮮半島との関わりを理解することにも繋がる。どのような経緯で日本の文字が生まれ、出来てきたのか等を理解できる。
テキスト教材
大東文化大学書道研究所編『書道テキスト第3巻 日本書道史』(二玄社)
参考図書
春名好重『日本書道新史』(淡交社)
評価の要点
提出レポートの内容を評価する。
また、単位の認定は、科目終了試験の合格により行う。
評価方法と採点基準
レポート合格後の科目終了試験で評価する。
要点を理解し自分の言葉で書けているか、誤字がなく書けているかを評価する。
履修上の注意事項や学習上のアドバイス
テキストや参考書をよく読んで理解し、自分の言葉で書くこと。誤字は減点の対象となるので注意すること。
レポート課題
提出数 2第1課題
横書きパソコン印字可Web提出可
[1600]
第1設題
聖武天皇と光明皇后の書について述べよ。
第2課題
横書きパソコン印字可Web提出可
[1600]
第1設題
仮名の「名称」の変遷について論述せよ。
備考・補足
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授業回数別教育内容 | 身につく資質・能力 | 学習範囲 (予習・復習を含む) |
|
弥生・古墳時代〜飛鳥時代 | 中国から文字が伝わる経緯と日本の受容の様子を理解できる。 | 1時間 | |
奈良時代Ⅰ | 中国書法の受容の様子を理解できる。 | 1時間 | |
奈良時代Ⅱ | 天平写経についてと万葉仮名の発生について理解できる。 | 1時間 | |
平安時代前期Ⅰ | 空海の活躍と書を理解できる。 | 1時間 | |
平安時代前期Ⅱ | 三筆と最澄の書を理解できる。 | 1時間 | |
平安時代中期Ⅰ | 時代の変化に伴う文字の変化、その旗手・道風の書を理解できる。 | 1時間 | |
平安時代中期Ⅱ | 道風の影響を受け、和様の書を発展させた佐理の書を理解できる。 | 1時間 | |
平安時代中期Ⅲ | 三筆の一人行成による和様の確立を理解できる。 | 1時間 | |
平安時代中期Ⅳ | 草仮名の出現を理解できる。 | 1時間 | |
平安時代後期Ⅰ | 仮名の完成について理解できる。 | 1時間 | |
平安時代後期Ⅱ | 漢字と仮名の調和美によって日本独自の表記の完成を理解できる。 | 1時間 | |
平安時代後期Ⅲ | 仮名料紙としての唐紙と和紙の差異や歴史を理解できる。 | 1時間 | |
平安時代後期Ⅳ | 平安時代末期の仮名書道を理解できる。 | 1時間 | |
平安時代後期Ⅴ | 日本特有の装飾経の出現と特徴を理解できる。 | 1時間 | |
平安時代後期Ⅵ | 法性寺流の台頭を理解できる。 | 1時間 | |
試験 |