最終更新日:2024年4月5日
1年次入学生:2年
3年次編入学生:4年
短期大学部:-
児童学部 児童学科
C049
図画工作Ⅱ
つくること、みることの楽しさを学ぶ単位条件
面接 2単位教員
大成 哲雄 他
履修条件
なし
到達目標
1)造形教育の意義や魅力について理解できる。
2)表したい事柄を造形で表すことができる。
3)鑑賞の意義について理解することができる。
4)素材や道具について適切な使用法を理解できる。
5)広い見識で美術、造形に興味を持つ事ができる。
学習成果
1)造形教育に興味・関心を持ち、子どもの造形活動に関する専門的知識と理論および技能を修得している。
2)専門的知識と理論および技能を生かし、表現する事の楽しさを理解することができる。
3)鑑賞することの楽しさを理解することができる。
4)広い見識で美術、造形に興味を持つ事ができる。
テキスト教材
スクーリング時のテキストについては別途お知らせします。
評価の要点
1)制作を終えて感想、理解した事を文章(レポート)に書き、その内容で評価する。
2)口頭発表の内容
3)各課題毎の目標到達度
4)制作への意欲、授業参加意識
以上の点などで総合的に評価する。
評価方法と採点基準
スクーリングにて評価する。
実技、作品など 90%
レポート10%
履修上の注意事項や学習上のアドバイス
指定された用具は忘れないようにする。
美術館に行き鑑賞活動も積極的に行う。
また、美術館が行う教育普及活動にも目を向ける。
地域のアートプロジェクトや造形ワークショップにも目を向け、できれば参加をしてみるとよい。
備考・補足
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授業回数別教育内容 | 身につく資質・能力 | 学習範囲 (予習・復習を含む) |
|
ガイダンス 造形あそび これからの学習内容の提示や、学習方法、評価に対して確認を行い、学習意欲を高める。 その後、グループに分かれ簡単な「造形遊び」を行う。 |
・造形教育の目的、意義に気づくことができる。 | ・今までの学習内容を振り返り、 反省点や改善点を見つける。 ・本授業で行った内容をス ケッチブックにまとめる。 | |
色について 絵具について ・色の基本的な知識について演習をとおして理解する。 ・絵具の作り方について演習をとおして理解する。 |
・基本的な描画材を扱える。 | ・「図画工作」に必要な用具 を揃える。 ・本授業で行った内容をス ケッチブックにまとめる。 | |
版画表現(1) スチレン版画の技法を理解し制作する。 |
・スチレン版画の技法を理解し表現につなげることができる。 ・身の回りにある形に興味を持つ事ができる。 ・モノトーンの美しさに気づく事ができる。 |
・必要な用具を揃える。 ・身の回りにあるもので版画 に使えそうなものを集めて おく。 | |
版画表現(2) スチレン版画の作品を使って表現を展開する。 |
・基本的な作図の仕方を理解する事ができる。 ・カッターナイフなどの道具を安全に使える。 |
・必要な用具を揃える。 ・出来た作品を鑑賞し、必要 な作品を選んでおく。 | |
版画表現(3) スチレン版画の作品を使って展開し、更に工夫して制作を行う。 |
・自分が表現したい事柄を作品に表すことができる。 ・時間をかけて納得がいく作品を作り上げることができる。 ・仕上がりの美しい作品を作る技術を身につけることができる。 |
・作品が仕上がらない場合は 次回までに完成させておく。 | |
版画表現(4) スチレン版画の作品を使って展開し、より工夫して制作をし、完成を目指す。 |
・他者の作品を鑑賞し、良いところを見つけることができる。またそれをコメントに書くことができる。 ・他者の評価から自分の作品の良いところを理解することができる。 |
・作品を必ず完成させておく。 ・本課題で行った内容をス ケッチブックにまとめる。 | |
版画表現(5) 完成した作品の鑑賞会を行う。 |
・素材に触発され空間を生かした造形活動ができる。 ・グループで協力し、活動しながら考える造形表現ができる。 ・グループ内の発言や行為に目を向け、過程を重視した活動である事が理解できる。 |
・本授業で行った内容を活動 記録写真を使いスケッチ ブックにまとめる。 | |
身近なものを使った造形遊び 身近なものを使って「並べる」「積む」などの行為をし、グループで「造形あそび」を行う。 |
・紙粘土の基本的な使い方を理解する事ができる。 ・身近なものの「色、形、質感、大きさ」などに目を向け観察することができる。 |
・指定された身近なものから 作りたいものを決め、資料 を用意する。 | |
粘土造形(1) 身近なものに目を向け紙粘土による造形活動を行う。 試作。 |
・紙粘土の基本的な使い方を理解し、更に応用した使い方を工夫できる。 ・身近なものの「色、形、質感、大きさ」などに目を向け観察し、粘土造形の表現と結びつけ表現する事ができる。 |
・自分で決めた作りたいもの を「色、形、質感、大きさ」 に注目し、良く観察をする。 | |
粘土造形(2) 身近なものに目を向け紙粘土による造形活動を行う。 試作から本制作に入る。 |
・紙粘土の基本的な使い方を理解し、更に応用した使い方を工夫する事ができる。 ・身の回りにあるもので道具として使えるものを探し、工夫して使うことができる。 |
・自分で決めた作りたいもの を「色、形、質感、大きさ」 に注目し、良く観察をする。 ・身の回りにあるもので道具 として使えそうなものを探 しておく。 | |
粘土造形(3) 作りたいものをどのように粘土で表現すれば良いかを試行錯誤しながら本制作を行う。 |
・身の回りにあるものを新たな視点で見つめることができる。 ・紙粘土の多様な使い方を理解し、作品に応用する事ができる。 ・素材との関わり等から自分の表したい事柄と素材の特性を結びつけ作品に生かすことができる。 |
・できるだけ制作をすすめて おく。作品管理にも気をつ ける。 | |
粘土造形(4) 作りたいものをどのように粘土で表現すれば良いかを試行錯誤しながら本制作を行い、「色、形、質感、大きさ」などをもう一度確認し、完成作を目指す。 |
・身の回りにあるものを新たな視点で見つめることができる。 ・紙粘土の多様な使い方を理解し、作品に応用する事ができる。 ・素材との関わり等から自分の表現したい事柄と素材の特性を結びつけ作品に生かすことができる。 |
・作品を必ず完成させておく。 | |
粘土造形(5) 自分が表したい事柄を確認し、完成作品を目指す。 |
・身の回りにあるものを新たな視点で見つめることができる。 ・紙粘土の多様な使い方を理解し、作品に応用する事ができる。 ・素材との関わり等から自分の表現したい事柄と素材の特性を結びつけ作品に生かすことができる。 ・鑑賞活動の意義を体験的に理解することができる。 ・より良い展示の方法を理解する事ができる。 |
・本課題で行った内容をス ケッチブックにまとめる。 | |
粘土造形(6) 完成した作品の展示、鑑賞会を行う。 |
・美術、造形活動の楽しさを理解できる。 ・造形教育に必要な基礎技能を習得出来る。 ・スケッチブックのレイアウトなど、造形指導 に必要な基礎的な表現を体得出来る。 |
「図画工作II」で学習した事 柄をスケッチブックにまとめ る。 | |
まとめ 「図画工作II」で学習した事柄を作品、記録写真等を使いスケッチブックにまとめる。 各課題毎に感想、理解した事を文章でもまとめ、学習を振り返る。 |
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試験 スケッチブック提出。 完成したスケッチブックを指定された日時に提出する事。 |