最終更新日:2024年4月5日
1年次入学生:2年
3年次編入学生:3年
短期大学部:-
児童学部 児童学科
C166_C167
初等教科研究・図画工作Ⅰ/Ⅱ
つくること、みることの楽しさを学ぶ単位条件
面接 2単位教員
大成 哲雄 他
履修条件
なし
到達目標
1)造形教育の意義や魅力について理解できる。
2)表したい事柄を表すことができる。
3)鑑賞の意義について理解することができる。
4)素材や道具について適切な使用法を理解できる。
5)広い見識で美術、造形に興味を持つ事ができる。
学習成果
1)造形教育に興味・関心を持ち、子どもの造形活動に関する専門的知識と理論および技能を修得している。
2)専門的知識と理論および技能を生かし、表現する事の楽しさを理解することができる。
3)鑑賞することの楽しさを理解することができる。
4)広い見識で美術、造形に興味を持つ事ができる。
テキスト教材
スクーリング時のテキストについては別途お知らせします。
評価の要点
1)制作を終えて感想、理解した事を文章(レポート)に書き、その内容で評価する。
2)口頭発表の内容
3)各課題毎の目標到達度
4)制作への意欲、授業参加意識
以上の点などで総合的に評価する。
評価方法と採点基準
スクーリングにて評価する。
実技、作品など 90%
鑑賞レポート 10%
履修上の注意事項や学習上のアドバイス
・指定された用具は忘れないようにする。
・美術館に行き鑑賞活動も積極的に行う。
・美術館が行う教育普及活動にも目を向ける。
・地域のアートプロジェクトや造形ワークショップにも目を向け、できれば参加をしてみるとよい。
備考・補足
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授業回数別教育内容 | 身につく資質・能力 | 学習範囲 (予習・復習を含む) |
|
ガイダンス ・これからの学習内容の提示や、方法、評価に対して確認を行い、学習意欲を高める。 ・今日の造形教育に関連したビデオ等を視聴する。 |
・造形教育の目的、意義に気づくことができる。 | ||
素材研究 絵具であそぼう! ・小学校 図画工作や幼児の造形で使われる基本的な描画材を使い表現を試みる。 ・偶然できたものから「みたて」をし、鑑賞活動を並行して行う。制作と鑑賞が一体化し ている事を体験から理解する。 |
・基本的な描画材を扱える。 | ||
紙工作(1) 基本形をもとに一枚の紙から多様な立体造形が可能なことを試みる。 |
・紙から立体的な表現をする事が出来る。 | ||
紙工作(2) 試作から本制作に入る。 |
・基本形をもとに自分が表したい事柄を広げることができる。 | ||
紙工作(3) 本制作に入る。各自がイメージする作品に向けて制作を行う。 |
・素材の特性や、美しい色の組み合わせを表現する事ができる。 | ||
紙工作(4) 二つ目の本制作にもとりかかる。各自がイメージする作品に向けて制作を行う。 |
・「美術」はコミュニケーションの一つだと理解できる。 | ||
紙工作(5) 発表会 制作したものを全員の前で発表する。 |
・ひとの作品から学ぶ事ができる。 | ||
粘土造形(1) 立体造形演習をとおして紙粘土の基本的な使い方を学ぶ。 |
・紙粘土の基本的な使い方を学べる | ||
粘土造形(2) 紙粘土の基本的な使い方を理解し、表したい事を表せるよう試作も兼ねて工夫する。 |
・形を組み合わせた立体造形ができる。 | ||
粘土造形(3) 発表会 出来た作品を全員の前で発表する。 |
・自分の作品を発表できる。 | ||
グループ制作(1) グループで身の回りにある素材を使って制作を行う。 |
・身の回りにある素材に目を向ける事ができる。 | ||
グループ制作(2) グループで身の回りにある素材を使って1回目に引き続き制作を行う。 |
・グループで協力して、作品作りができる。 | ||
グループ制作(3) グループで身の回りにある素材を使って2回目に引き続き完成を目指して制作を行う。 |
・素材の特性を生かして制作ができる。 | ||
グループ制作(4) グループで身の回りにある素材を使って作品を完成させ,効果的な発表の仕方を検討する。 |
・グループで協力して発表できる。 | ||
まとめ | ・制作をふりかえり造形教育について考えられる。 | ||
試験 作品を展示。各課題毎の感想、理解した事を文章で表し、学習を振り返る。 |