最終更新日:2024年4月5日

1年次入学生:3年 3年次編入学生:3年 短期大学部:-
児童学部 児童学科

C024_C130

保育内容指導法Ⅵ/ⅩⅡ(絵画/造形表現)

幼児の造形表現を制作を中心に理解する。

単位条件

面接 2単位

教員

大成 哲雄 他

履修条件

なし

到達目標

1)幼児の造形教育の意義や魅力、指導法について理解でき、実践に生かすことができる。
2)表したい事柄を造形で表すことができる。
3)鑑賞の意義について理解することができる。
4)素材や道具について適切な使用法を理解できる。
5)広い見識で美術、造形に興味を持つ事ができる。

学習成果

1)造形教育に興味・関心を持ち、子どもの造形活動に関する専門的知識や指導法、理論および技能を修得している。
2)専門的知識と理論および技能を生かし、表現する事の楽しさを理解することができる。
3)鑑賞することの楽しさを理解することができる。
4)広い見識で美術、造形に興味を持つ事ができる。

テキスト教材

スクーリング時のテキストについては別途お知らせします。

評価の要点

1)制作を終えて感想、理解した事を文章(レポート)に書き、その内容で評価する。
2)口頭発表の内容
3)各課題毎の目標到達度
4)制作への意欲、授業参加意識
以上の点などで総合的に評価する。

評価方法と採点基準

スクーリングにて評価する。
実技、作品など 90%
レポート 10%
履修上の注意事項や学習上のアドバイス

履修上の注意事項や学習上のアドバイス

指定された用具は忘れないようにする。
美術館等に行き鑑賞活動も積極的に行う。
また、美術館が行う教育普及活動にも目を向ける。
地域のアートプロジェクトや造形ワークショップにも目を向け、できれば参加をしてみるとよい。

備考・補足

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授業回数別教育内容 身につく資質・能力 学習範囲
(予習・復習を含む)
ガイダンス
これからの学習内容の提示や、学習方法、評価に対して確認を行い、学習意欲を高める。
今日の造形教育に関連したビデオ等を視聴する。
・造形教育の目的を理解できる。
絵画表現
絵具等を使わないで身の回りの形を利用した絵画表現を試みる。
・身の回りの形に興味をもつことができる。
造形あそび
身の回りのものを使って造形あそびを行う。
・身の回りのものに興味を持てる。
紙工作(1)
一枚の白い紙から自由に立体造形を行う。
・一枚の紙から基本的な造形ができる。
紙工作(2)
一枚の白い紙から自由に立体造形を行い展開する。
・形を組み合わせ展開することができる。
紙工作(3)
一枚の白い紙から自由に立体造形を行い、空間に配置する。
・空間に配置し、空間演出をすることができる。
紙工作(4)
作品を完成させ、鑑賞会を行う。
鑑賞会を楽しむ事ができる。
粘土造形(1)
基本的な形を組み合わせ、紙粘土で立体造形を行う。
・紙粘土の基本的な使い方を理解できる。
粘土造形(2)
紙粘土の基本的な使い方を理解し、表したい事を表せるよう試作も兼ねて工夫する。
・基本的な立体の作り方を理解できる。
粘土造形(3)
紙粘土の基本的な使い方を理解し、試作をもとに本制作を行う。
・立体造形の表現の意義を理解する事ができる。
粘土造形(4)
出来た作品を発表し鑑賞会を行う。作品を空間に配置し、写真作品をつくる。
・自分の作品を紹介でき、他者の作品からも学ぶことができる。
グループ制作(1)
グループで身の回りにある素材を使って制作を行う。
・グループで協力し制作ができる。
グループ制作(2)
グループで身の回りにある素材を使って制作を行う。
・素材の特性を生かして制作ができる。
グループ制作(3)
グループで身の回りにある素材を使って制作し、発表する。
・オリジナリティのある発表ができる。
まとめ ・美術、造形活動の楽しさを文章にまとめられる。
試験
作品を展示。各課題毎の感想、理解した事を文章で表し、学習を振り返る。